H23年10月7日更新 
   H23年度インフルエンザ予防接種のお知らせ
実施期間 平成23年11月1日から開始 (予約は受付けておりません)
接種対象 予防接種を希望する方 (※初診の方はお断りさせて頂いてます)
接種回数 13歳未満 2回
        13歳以上 1回 
自己負担額 65歳未満 1回目 3,000円
                2回目 3,000円
                 
         65歳以上の倉敷市民
                1回 2,000円
                
               65歳以上で生活保護世帯・市民税非課税世帯の方は、
               事前に申請して下さい。
               (減免受付専用電話 086−434−9807
               倉敷市以外の方は市町村ごとに自己負担額が
               異なります。
接種時の注意 体調のよいときに接種しましょう(予診の結果、発熱等で接種を
           受けられなかった場合、予診料金が必要な場合があります)
          
           ※在庫量によりお断りさせて頂く場合もあります。


最新インフルエンザ攻略法 H22年11月更新 

今年もインフルエンザの流行期がやってきました。インフルエンザが早く治るように、対応方法とその特徴をまとめてみました。よく読んで早くインフルエンザを治しましょう。

インフルエンザと風邪との違いは?

普通の風邪は、ノドが痛い、鼻水が出るなどと思っているうちに、2〜3日して熱が出ます。しかし、インフルエンザはいきなり40度近い高熱倦怠感、食欲不振、関節や筋肉痛がひどく、乳幼児だと鼻水も大量に出て、ノドも痛く、半日ぐらい遅れてが出ます。すべてが突然です。また、時々3日間ぐらい高熱が続き解熱後、もう一度38度前後の発熱する「二峰性」の熱型を経験します。尚、ウイルスの潜伏期は1〜2日です。

家庭で親がすべきことは?

乳幼児は、体重の三分の二は水分でできています。高熱や食欲不振で水分を取らないと、脱水症状をおこします。少量ずつでも、ジュースやスープ類など水分を多くとり疲れを残さないよう早く寝ること、また安静を保つことが、早く治すコツです。

室内の温度 湿度は?
インフルエンザウイルスは、湿度に弱いので、湿度は6070%ぐらいに保ってください。室温は18度前後を目安にするのがいいようです。

深夜でも病院につれて行った方が良い症状は?

乳幼児のインフルエンザで怖いのは、脳炎と肺炎です。痙攣が止まらない!意識がない!意味不明なことを口走る!などの症状が起こった場合、脳炎の合併が心配されます。一般的に単純な熱性痙攣で、大事に至らないことが多いのですが、とにかく痙攣が起こったときはすぐ大きい病院に連れて行って下さい。

肺炎は?

インフルエンザの肺炎は、ウイルスそのものによる肺炎と、抵抗力の低下によりブドウ球菌などによる細菌性肺炎の2種類が合併する場合があります。進行も比較的早く呼吸が荒くなり、いつもより様子がおかしいと思った時は、早めにもう一度受診して下さい。

一部の解熱剤が禁止されましたね?

インフルエンザに対する解熱剤で、ポンタールやボルタレン等の系列薬は、服用しない方が望ましいようです。また、世界的に見ても ピリン系の解熱剤使用は禁止されているところが多いようです。現在、インフルエンザに認可されている解熱剤は、比較的効き目の弱いカロナールやブルフェン等の系列薬です。これらの薬はあまりおいしくなく、量も多く子供には飲ませにくい欠点があります。また、坐薬もアルピニーやアンヒバ等が使用されますが非ピリン系の座薬で、解熱効果は弱いようです。ただし、大人についてはその限りではありません。

坐薬や解熱剤を使用するタイミングを教えて下さい。

熱は体の自己防御反応で、高熱を出してウイルスを撃退しようと言う良い反応です。むやみに熱を下げるのは良くありません。坐薬や解熱剤を使うのは平熱にするのが目的でなく、少しでも熱をさげて体を楽にすることが目的です。坐薬の使用の目安は39〜40度以上(ぐったりした時)です。また、37.5度以下の微熱程度では、積極的に熱を下げてはいけません。一般的に、熱の上昇中に解熱剤を使うのは効果的でなく、熱が上がりきった時に使用する方が良いようです。でも、判断が難しいですね。また、熱さまシート(額だけでなく、わきの下やまたの間に)も有効です。もうひとつ大切なことは、手足が冷たい時は、解熱剤を使用しないことです。末梢循環が十分でない時に使用しても効き目が弱いようです。手足をさすってやるか、アンカ等で暖めてやるなどしてから使用して下さい。

最近インフルエンザの治療薬が出ていますね?

インフルエンザ治療薬は四種類あります。内服薬の「タミフル」、吸入薬の「リレンザ」、点滴薬の「ラピアクタ」に続き、今年は吸入薬の新薬「イナビル」(H22年10月19日発売)です。タミフル(内服)、リレンザ(吸入)は、A、B型の両方に有効ですが、タミフルは『10歳以上の未成年者やハイリスク患者を除いては原則として使用を控える』こととなりました。これらの薬は、高熱が出て2日以内に内服した方がよく、内服後2〜3日で解熱し楽になります。タミフルやリレンザは1日2回、5日間の服用が必要ですが、イナビル(吸入薬)は2回の服用で済みます。しかし、新薬については供給量に不安があるのが現状です。最近、抗インフルエンザ薬は予防薬(高齢者やハイリスク患者に)としても許可されましたが、保険適応外(自費診療)です。

A型・B型インフルエンザ検出キットが出ました。

15分以内で検査結果が出 診断・治療が確実となります。また、症状が楽になっても、最低5日間は安静にしてください。一般的には、5日過ぎたとしても咳が出ている間は、人ごみは避けましょう。安易な行動が、他人にインフルエンザをうつすだけでなく合併症を併発し 治療を長引かせるだけです。

予防接種は?

唯一の予防法は予防接種です。一般に70〜90%の予防効果があります。また、脳炎や肺炎などの重症化を防ぎます。今年のワクチンは季節性(A型H3N2・B型)と新型(A型H1N1)の混合3価ワクチンですので、1回のみ(13歳未満は2回接種する必要があります)の接種ですべて網羅されます。ワクチンの効果がえられるまでには約2週間、有効期間は約6ヶ月あります。
またインフルエンザの予防接種は他の生ワクチン(ポリオ、麻しん、風しん、MRワクチン等)を接種してから1ヶ月以内、そして他の不活化ワクチン(三混、日本脳炎等)を接種しているのであれば1週間以内は接種することができませんので、この時期の予防接種計画には考慮が必要です。

院長よりひとこと

ここ数年でインフルエンザに対する治療法が急激に変わりました。インフルエンザ流行の情報に敏感になり、かかった時は進行が急激なのですばやく医師の診断をうけることです。特に普段の風邪と違ってぐったりし、痙攣が止まらなかった時は一刻をあらそいます。また、十分な睡眠と手洗い・うがい・歯磨き(口の中のインフルエンザ菌をやっつけます)を心掛け 無理をさせないでください。最後に、親の愛にまさる薬はありません。がんばってください

 





                                     
 


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