花粉症のみなさんへ

 本年のスギ花粉症は終了しました。スギ花粉症の患者さんはご苦労様でした。本年度(平成18年度)のスギヒ・ノキ科花粉の飛散状況を当院屋上にて観測したデーターをもとにグラフに示してみました

-----平成18年度のスギ(ヒノキ科)花粉飛散の特徴は下記の如くです-----
1)

ここ倉敷では、スギ・ヒノキの花粉総数(2月、3月、4月)は、過去1年間で4番目に多い年でした。
2)
 @花粉は、 寒い冬のため、飛散開始が遅れるのかと思っていましたが、スギもヒノキも例年通りの花粉飛散開始やピークはでした。
Aただ、黄砂の多い日は花粉飛散も多く、症状が花粉のために悪くなるのか、黄砂のために悪くなるのか判断に苦しみました。また、総飛散予測は、例年より少ない年との予測でしたが、ここ倉敷では、非常に多い年となりました。Bヒノキの飛散開始は桜の開花と同時でした。ここ数年この傾向です。
3)
今年は、3月より4月の花粉量が多かったようです。もともと、岡山県はヒノキの植林面積が多い県です。倉敷市のスギ花粉症の患者さんはヒノキの花粉がたくさん飛ぶ4月も、より注意が必要になってきます。来年はどうなることやら!
 
H15年(03年)
H16年(04年) H17年(05年) H18年(06年)
飛散開始日
2月13日
2月19日 2月28日 2月25日
 最大飛散日
3月
3月18日
(443コ)
3月10日
(113コ)
3月8日
(416コ)
3月12日
(223コ
4月
4月13日
(611コ)
4月16日
(16コ)
4月11日
(1576コ)
4月13日
(931コ)
総飛散量
5097コ/cm2 518コ/cm2 8502コ/cm2 5228コ/cm2
 
H10年(98年)
H11年(99年)
H12年(00年)
H13年(01年)
H14年(02年)
飛散開始日
2月26日
2月16日
3月5日
2月26日
2月6日
 最大飛散日
3月
3月6日
(51コ)
3月5日
(220コ)
3月20日
(24コ)
3月21日
(1050コ)
3月6日
(134コ)
4月
4月16日
(131コ)
4月11日
(392コ)
4月14日
(788コ)
4月9日
(679コ)
4月3日
(48コ)
総飛散量
858コ/cm2
2281
1199
9221
1649

 
H4(92年)
H5(93年)
H6(94年)
H7年(95年)
H8年(96年)
H9年(97年)
飛散開始日
2月18日
2月16日
2月28日
2月28日
2月27日
2月20日
 最大飛散日
3月
3月12日
(41コ)
3月23日
(193コ)
3月21日
(1260コ)
3月21日
(1260コ)
3月11日
(104コ)
3月6日
(494コ)
4月
4月7日
(15コ)
4月23日
(144コ)
4月21日
(788コ)
4月21日
(788コ)
4月11日
(26コ)
4月6日
(53コ)
総飛散量
407コ/cm2
3137
208
11477
552
1729
2006年スギ・ヒノキ科花粉飛散状況
2006年スギ・ヒノキ科花粉飛散状況(小山耳鼻咽喉科)・・・倉敷市西中新田
 【まとめ】 
 ここ倉敷では、スギ・ヒノキ科花粉総飛散数は過去15年間で4番目多い年であった。
 H18年度は、3月より4月の花粉数が非常に多かった。これは、主にヒノキ花粉の大量飛散が原因で、総飛散数の予想をはるかに超えて、多い年のひとつになった。今後、岡山県地方では、4月に入てから、症状の増悪傾向が、より強く現れるかもしれない?。
    
 これから夏は、花粉症の患者さんにとって一番良い季節です(抗原となる花粉が多く飛びません)。この季節を利用して、多いに基礎体力の充実をはかり、病気を跳ね飛ばす健康な体を作りましょう。秋に症状が憎悪する花粉の主なものは、キク科(雑草)イネ科(草、牧草)クワ科花粉症です。念のため、キク科花粉とイネ科花粉の飛散状況を記載しておきます。少し古いデータですが、参考にしてください。雑草や草の花粉は、スギなどの木の花粉と違って年による変化は極端でないようです。症状のある人は、悪化しないうちに早めに耳鼻咽喉科の先生やアレルギー専門医に見てもらいましょう。
イネ科花粉は、ここ2年間 春の飛散開始が早くなりました。気象(温暖化)に影響されているのでしょうか?
イネ花粉飛散状況
キク花粉飛散状況
 


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